安全・安心

製品の品質こそ企業の命です。
旺旺グループでは岩塚製菓との技術提携以来、「日本品質」「世界品質」を目指し、徹底した品質管理に努めております。

食の安全への取り組み

基本方針
  • 当社は製品の安全性を確保するため、製品の企画から製造・流通・販売に至る全てのプロセスにおいて、関連する法令を遵守します。
  • 当社はお客様に喜ばれる「品質第一」の製品づくりを目指します。
  • 当社は常に安全な製品を提供できるよう、その維持と継続的な改善に努めてまいります。

仕組み・体制への取り組み

品質第一主義

旺旺グループの “ものづくりのDNA” は岩塚製菓の精神です。
技術提携により培われた岩塚製菓の徹底した品質管理手法や、岩塚製菓で受け継がれている創業者の言葉である「良い原料」「良い加工技術」は、今や旺旺グループの品質の基本ともなっております。
当社が取り扱う商品は岩塚製菓とも連携し、詳細にわたるチェック・検査のもと、販売しております。

岩塚製菓 創業者の言葉

農産物の加工品は、原料より良いものはできない。
だから、良い原料を使用しなくてはいけない。
ただし、良い原料からまずい加工品もできる。
だから、加工技術はしっかり身につけなければならない。
いくら加工技術を身につけても、悪い原料から良いものはできない。

img

製造工場に「日本人技術指導員」が常駐

旺旺グループの重点拠点工場(日本向け商品生産工場)には、岩塚製菓の日本人社員が「技術指導員」として常駐し、技術指導や品質管理に努めております。
これは1983年の技術提携以降、ずっと継続しており、確かな製造技術の維持に繋がっています。
※現在は新型コロナウイルス感染症の影響により休止しております。

国際規格認証工場で生産

日本で販売する商品は、国際規格認証を受けた工場で生産しております。

瀋陽工場(米菓生産) : ISO22000/HACCP認証
山東工場(豆菓子・焼菓子生産) : ISO22000認証
南京工場(飲むゼリー生産) : ISO22000認証
准安工場(タブレット生産) : ISO22000/HACCP認証
広州工場(焼菓子・グミ生産) : HACCP認証
台湾工場(焼菓子生産) : ISO22000/HACCP認証

img

「輸出商品専門品質管理部」の設置

旺旺グループでは年間100億円に上る商品をアメリカやヨーロッパ、アジア等海外に輸出しております。食品については各国によって基準が異なるため、生産本部直属の輸出商品専門品質管理部を設け、その国の法令を遵守し、安全管理に努めています。

政府機関によるチェック体制

中国から日本に輸入される商品は、中国政府・日本政府の両政府による2段階の審査があり、高い安全性が確保されています。

●中国政府機関による輸出検査

中国から輸出される食品は、中国政府から生産許可を受けた工場で生産し、商品の輸出の度に検査検疫機関によるサンプル検査を受け、検疫検査機関が発行した証明書がないと輸出できません。

img

●日本政府機関(厚生労働省・検疫所)による輸入検査

販売または営業上使用する食品等を輸入する場合は、食品衛生法の基づき、その都度厚生労働省の検疫所に「食品等輸入届出書」を提出し、審査を受ける必要があります。
審査では、輸入される食品等が食品衛生法の規制に適合しているかを確認するとともに、違反の可能性の高い食品については命令検査を実施し、その他の食品についてもモニタリング検査を行うことにより、輸入食品の安全性を確保しています。検査の結果、食品衛生法違反であることが判明した食品等については、廃棄・積み戻し等の措置がとられます。

審査

  • 使用している原材料、食品添加物、材質、製造方法等が食品衛生法の規定に適合しているか。
  • 過去に同様な食品で違反事例があるか。

モニタリング検査(検査センター・検査課で実施)

多種多様な輸入食品等の食品衛生法上の状況を幅広く監視。
(項目)残留農薬、抗菌性物質、添加物、微生物、カビ毒、遺伝子組換え食品、等

原材料への取組み

原料メーカー・使用原材料のチェック体制

旺旺グループでは独自の基準を設け、原料メーカー(サプライヤー)を選定しております。また、定期的な訪問監査を行い、現場の管理体制についてもチェックを行います。
特に輸出向け商品に使用する原材料は「専用管理シート」を使用し、原料メーカー(サプライヤー)に記入提出を義務付け、原材料に応じて各分析を実施しています。
日本向け商品については、管理シートのチェックを日本で行い、日本の基準を満たさない場合は、原料メーカー(サプライヤー)を変更します。

工場紹介 (日本向け商品製造工場)

広州総工場

【日本向け商品生産品目】

  • 焼菓子
  • グミキャンディー

※広州工場は7つの工場から構成されて、総称を「広州総工場」と言います。

【総工場概要】

  • 設立:1995年
  • 中国南部の広東省広州市東部、黄埔港の近くにあります。
  • 敷地面積:157,000㎡
  • 従業員数:約3,000人
  • 生産品目:米菓・グミ・焼菓子・ミルク飲料など主に輸出向けの商品を生産している工場で、輸出先は30ヶ国以上に及びます。
img
<第1工場エリア>

広州大旺(米菓)工場
広州旺旺(グミ・卵ボーロ)工場
広州立旺(ミルクキャンディー)工場
広州必旺(焼菓子)工場

<第2工場エリア>

広州祥旺(グミ・ミルク飲料)工場
広州永旺(米菓)工場
広州明旺(ミルク飲料)工場

img

瀋陽工場

【日本向け商品生産品目】

  • 焼菓子

【総工場概要】

  • 設立:1995年
  • 中国北部の遼寧省瀋陽市の北西部にあります。
  • 敷地面積:83,000㎡
  • 従業員数:約1,500人
  • 生産品目:米菓・卵ボーロ・ポリドリンク・酒・米粉
  • 主に韓国・日本向け米菓を生産している工場です。
img

■ 旺旺グループは上記工場をはじめ、中国国内と台湾に85工場(35総工場)を有しております。